メンタルヘルス | 著 者: ひろたん |
・心の危機のサインを見逃すな
もしあなたが上司か同僚であるとき、悩みを抱えているのではと推測できるときの兆候は、いろいろな形で現れることに留意が必要です。
危機のサインとしては
身体面のサイン・・心気症状・心身症
行動面のサイン・・出勤状態・業務・日常生活・対人関係・逸脱行動・嗜好問題
精神面のサイン・・情緒不安定・性格変化・精神疾患
これらの面をいち早く感知し対応をとることが必要なのです。
・心の危機の対処法
もし、サインを出している部下や同僚がいる場合、あなたはどう対処しますか。しかし、チョツト待って下さい症状があれば即問題と言うわけではありません。
本人が自力で解決する可能性があります。対処する目安は症状が現れたとき一週間で動くのは早すぎ、一ヶ月見るのは遅すぎだそうです。それではその対処法は。
その前に経験談をひとつ紹介します。
それは派遣社員の女性でした。部長より「私今の仕事は好きだけど、耐えられないほど監視されるのはいやです」と言っているので、面倒見てくれとのことです。なぜ私がと思いつつも彼女と面接し話を聞いたのです。
すると、とくかく私は今の上司に私生活から、会社の中でも監視されているんですと言います。詳しく話を聞き後日また、話そうといって彼女の上司とも面接したのです。
しかし、その上司には思い当たる節はありませんとの回答。
この様にとにかく状況把握が重要なのですが、多少のメンタルヘルスの知識がなければ、まちがった対応を取ってしまうことがある場面だったわけです。
早期発見、ゆったり対応
前記の私の経験のように、メンタル的な面に無関心な上司は多々見かけますが、それは重大な職務怠慢であることを、まず認識しましょう。そして、早急な解決を望むのではなく、ゆったりな中にもあなたの見方はどこにでも居るんですよの接し方が非常に重要なのです。
・話を聞く
・理解したことを伝える
・そしてフォローアップ
誰でも心の病気になる因子は持っています。たまたま自分がそうならないだけなのです。
最後に
今やメンタルヘルスの問題は職場の安全配慮義務の最重要事項のひとつになりつつあります。したがって、すべての管理監督者に対応が求められます。
あまり構え過ぎずに、普段から職場の人間関係を良好に保ち、部下の仕事の様子に目配りする心の余裕を持ちたいものです。
アーティクルリソース:http://www.viralarticle.com/