| トラディショナルな運動処方 | 著 者: 青銀杏 |
1回20〜60分程度の持続した有酸素運動
(ウォーキング、自転車こぎ、水中歩行など)
を週3〜5回行うというものです。
この運動処方は、
元来、1970年代に健常人を対象に体力(心肺持久力)の
向上を目標に設定されたもので、
その後慢性疾患の治療や予防に「拡大解釈」されて用いられ、
結果として有効性が確立してきたという経緯をもちます。
ダイエットで痩せるための運動強度は
中等度〜強い強度が良いとされていますが、
肥満者を含む慢性疾患の運動療法では、
当初は中等度、すなわち、運動強度の指標である
心拍予備能が50%のレベルで行います。
具体的には、最大心拍数の予測値(=220−年齢)を用い、
(最大心拍数一安静時心拍数)×0.5+安静時心拍数
となる心拍数で運動します。
補助的指標として、
自分自身の自覚運動強度も参考になります。
50%の運動強度での自覚症状は「ややつらい」という程度で、
軽く息がはずみながらも運動中会話が可能な強度です。
これまでの運動療法のエビデンスの多くは、
このトラディショナルな運動処方によるもので、
肥満者がダイエットで痩せるために対する減量効果は2kg程度です。
これは、この運動処方が
心肺持久力の向上を目標に設定されており、
エネルギー消費量が多くないためであるとされています。
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痩せるダイエット法
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